食品業界新興企業や新規立ち上げベンチャー企業での働き方
Category : 食品業界転職コラム
安定産業と言われる食品業界にも新興企業や、ITを活用した荒なたビジネスモデルを構築して業界に新たな風を吹き込む企業の参入も珍しい時代ではなくなってきました。新たに操業する会社はまずは人材の登用が急務となりますので私共人材紹介会社に依頼を頂くケースが非常に多いのです。ITを活用したレシピを公開していくサービスを展開する企業や、生鮮食品を定期的に宅配したり、産地のフルーツと日本酒を組み合わせたギフトを考案したりとまさにアイデアが売りでこれまでにないビジネスモデルで業界の常識を覆して成功していく会社です。こういう企業ではどのような人材が必要とされ、活躍していくのでしょうか。
経営マインドやベンチャーマインドがある人材が歓迎される
新たに会社を創業し立ち上げるという事となると、ボードメンバー以外に会社の核となりえる人材の募集が始まります。そこには事業を引っ張っていくような気概のあるような人材や、ルール・組織作りを得意とするようなキャリアを持つ方の活躍する余地がふんだんにあります。まさにこれまでやってきた人が誰もいないポジションで自ら道を切り開いていくというやりがいもありつつ時には大きな課題に直面する事もあるでしょう。そんな場合に経営マインドを持ち、絶対にこのビジネスを成功させるという意気込みやベンチャーマインドもモチベーションを維持していくためには必要となってきます。
求人には業務内容やスペック、条件面等が構成する要素として大きいですが、そこを超越するくらい時には自分のミッション以外の業務に取り組むこともあれば、数字に対して大きな責任を持つこととなります。自分で裁量権を持って仕事をしたい、新たな事に挑戦して形にして自分自身も成長させていきたいというキャリア志向の方にはまさに適職と言えるかもしれません。与えられたミッションや事業を成功させれば報酬もおのずと上げていく事も可能となりますし、何よりビジネスパーソンとして大きな成長が見込める事でしょう。しかしながらそこには大きな困難や苦労もあるのでそこをくぐり抜けていくという覚悟も必要となってきます。
食品専門職を活かせるフィールドがある
新たなビジネスを立ち上げる場合に、最近の傾向として創業者(=経営者)はIT業界出身者が多くいます。IT関係のビジネスや人や資金を集める能力には並外れた能力を持つ方々が会社を立ち上げていますので、「食品」となると新たに採用する専門職の方にゆだねられる傾向が非常に強いのです。そこには食品業界で専門性を磨いてキャリアを構築してきた方の出番となります。弊社のキャリア支援をさせて頂いた方でも大手メーカーで縦割りの仕事をする事より、新たな事にチャレンジしてビジネスをしていきたいという意欲をお持ちの方などは、仕事は大変だけれれども充実しているという声をよく聞きます。そこには給与や勤務時間、待遇面などは二の次でまずは仕事を成功して制度面を強化していきたいという声も同時に聞かれます。残業は全くできない、きちんとした制度の整った環境でなければ仕事が出来ないといったご希望の方には逆に不向きなのが、新興企業やベンチャー企業での就業となってしまうのかもしれません。食品開発者や原料の調達営業、品質管理のスペシャリストの方々など数多くの食品業界でキャリアを構築してきた方がまずはスペシャリストとして事業を軌道に乗せ、その後は経営サイドに入ったりゼネラリストとしてのキャリアを歩んでいる方もいらっしゃいます、皆仕事が楽しそうで充実している感が共通項です。こういう新興企業やベンチャー企業の求人は非公開求人として転職エージェントに求人がある場合が多いので、是非もっと柔軟に仕事に取組み挑戦していきたい、成長させていきたいという食品業界キャリアの方々はご相談をお待ちしております。