【転職成功事例】異業界への転身 ~理系技術者の専門性を別分野で活かす~

【転職成功事例】異業界への転身 ~理系技術者の専門性を別分野で活かす~

今回の転職成功事例は食品業界の方ではございませんが、理系人材で自身のスキルを別の分野(業界・事業)に活かすことに成した事例です。転職エージェントならではの提案も含まれます。食品業界在籍の理系開発者や研究職に就く方、品質や製造関連の食品技術者等の方でも似たようなカテゴリーでスキルを活かすことも可能性がないわけではないとお考え頂きたいと参考にしてください。

30代半ば化学系学部卒中堅化学メーカー⇒大手総合電機メーカー

この方は、新卒で入社した会社を約10年ある化学系塗料メーカーで塗料の研究開発に従事。

真面目一環で給料もあまり高くなく、特に不平不満を漏らして仕事をしてきた方ではなかったがリーマンショックの影響により会社の経営が厳しく会社の方向性としてダウンサイジングをしていく中、整理解雇の対象ではなかったものの、将来に不安を感じて転職を決意。

当初から転職をイメージしていたわけではないので、世の中にどういったポジションや・会社があるのかも当然わからず、しかもリーマンショックで求人数が激変しているさなか、誰もが知っている大手総合電機メーカーに転職を成功させた数少ないまさにタイミングをつかんだ方です。

そのタイミングとは、大手電機メーカーの民製品部門は当然ながら採用凍結をしていたのですが、実は社会インフラ部門の発電・変電関連の電気エンジニアリング事業は新興国を中心に実は人が欲しい状況でした。でも重電やエンジニアリングの技術者ではなく塗料屋のこの方はどうしたかというと、その発電設備の外壁の塗料の開発というかなりニッチなポジションと出会いとんとん拍子で内定まで行ってしまいました。

理系技術力の応用の可能性を見出す

転職エージェントからの情報をいつでも貪欲にキャッチしていたこの方はまさに点と点が結ばれたかのようなタイミングで成功しました。しかも異業種です。このヒントは、異業種であっても共通項で互いのニーズがマッチしていました。「塗料」という共通項です。

これは管理部門はもちろんの事、営業などでも、商材が違っても売り先が一緒であるとか色々と共通項があります。もちろん食品業界における専門性を有していらっしゃる方であればどこかしらにその知識・経験スキルを応用させ活かす事が出来る求人があるはずです。理系ポジションは専門性が完全にマッチした即戦力者でその経験にピッタリの方でないと難しいという固定概念が崩れたいい例です。採用難の中でもこのようなことがあり得ますので、現在の売り手市場の状況であれば、少しの共通項や相通じる技術力などで応用可能です。

是非情報は大事です、必ずキャッチして自身の活躍できるフィールドを探しましょう。

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