キャリア採用において重視するポイント
Category : 食品業界転職コラム
転職活動の最大のテーマはどこの会社に転職するか。その会社選びも何を軸にするかによって変わってきます。年収を上げる事が目的の転職なのか。キャリアアップを目指す転職なのか。はたまた現状の仕事や会社から逃げ出したいだけの転職なのかどうか。転職はそれぞれの様々な思惑や志向が異なってきます、そこの中でキャリア採用におけるもっとも重視したいポイントは何なのかについて考察していきます。
転職には人それぞれの目的がある
転職を考えようと思って事に繋がるのですが、現状に満足する事がなくなりもっと高みを目指していきたいと思ったら転職しようと考える方が大半ではないかと思われます。諸事情で希望退職ややむを得ない事情で会社を去らなければならない方は別として、現状の会社で何とか踏みとどまることも出来るのですが、自分の職業人生を考えた時に、何かしら改善したいと思って転職を決意するものだと思います。
その事情は人それぞれ転職者が1000人いれば、1000通りの転職理由があるという感じです。年収を上げたい、人間関係を改善したい、別の仕事で自分を発揮したい、もっとやりたい仕事に就きたいと様々な理由があり、それも一つではなく複数の転職したい理由が複雑にかみ合わさり、いざ転職活動へと行動を移すと思います。
その際転職サイトで求人を検索してみたり、転職エージェントから様々な求人を紹介されたりして、いったいどこの会社が自分の理想形に近いのか?自分のやりたいことを実現できる会社なのか?それの決め手は実はデジタルでは図る事の出来ない難しい選択を迫られることとなります。
転職先を選ぶ時のポイント
一番わかりやすく情報をつかむことが出来るのは、キャリア採用に限らず面接の場が最大の判断材料となります。中途採用の面接は応募者をふるいにかけるだけではなく、実は会社を見極めるいい機会になります。最終面接においては社長やその事業を統括しているような役員と実際にあって話をしてその会社がどういう考え方で、どのような特徴を持った方々が事業に携わっているのか、そしてその仕事にかける想いのようなものも、聞いてみて感じることが出来ます。転職において仕事内容に目が行きがちですが、それも大事ではあるのですがその会社がどういう会社かを見極めるのが重要なポイントとなります。自分自身の持てる力を発揮できるフィールドなのかどうか、転職組が活躍していける職場なのか、仕事に対する考え方、従業員に求めているもの、のような様々なファクターから総合的にこの会社なら問題なさそうだという確信を持てるくらいに会社の事を知っていく必要があります。転職エージェントもある程度その会社の特徴を理解しているのでどんな人が活躍していて、会社の雰囲気はどういう感じなのかは教えてくれます。その情報を基に実際に自分の目で見て、聞いてみて確認をしていく必要があります。まずは面接に足を運ぶことが大事になるので、書類選考を通過する事も肝心となります。
食品業界の企業にも様々な特徴がある
食品業界の最大の特徴が、中小企業に多い『同族経営』の会社も少なくありません。その場合トップダウンの組織なのか、会社の上層部は本当に同族だけが占めているのか、転職組は役員となりえるのか、働きやすい環境なのかなど調べて、見極める必要があります。自分自身のキャラクターを見つめなおし、どの会社が果たしてあっているのかを考える事で、キャリア採用のミスマッチは少なくなります。困った時には是非人材紹介会社である転職エージェントに相談してみましょう。