中途入社の年収の決まり方

中途入社の年収の決まり方

中途採用において非常に重要なファクターである諸条件、中でも年収が不満で転職を決意する方も大勢います。しかしながら年収がどのようにして決定されるのかその制度や仕組みの詳細を理解している転職希望者は意外と少なかったりします。そんな転職をするうえで大事な要素の年収の決定プロセスについて解説していきます。

想定年収とは

転職市場において、転職サイトや転職エージェントから提示される条件での年収表記は大体年収での表記となっている場合がほとんどです。これをどのようにとらえるかどうかがは様々ですが、大概の人は月収ベースで自身のサラリーをとらえている方がほとんどではないかと想定されます。
年収には大体ボーナス(賞与)や諸手当が含まれる場合がほとんどで、残業も含むケースもあります。これは平成30年1月1日施行の改正職業安定法において、きちんと労働者募集の際に明示すべき労働条件について、現行の事項に加え、固定残業代を除いた基本給や試用期間の有無等記載する事項が追加される事が義務付けられましたのでそのあたりをこれからはしっかりと見ていく必要も出てきました。
仕事をしていく上では、お給料は切っても切り離せない要素です。ギブアンドテイクの言葉通り、どのくらいの仕事をすればどの程度の給料がもらえるかという事になります。
最近では同一労働同一賃金という言葉も大きく叫ばれていますが、転職希望者の方々にとっては現職の給料を上げていきたい、他の会社より水準が低いから転職を考えようとしているなど転職の動機となる要素は同じ仕事で同じ賃金とはまた別の話となるかと思われます。

年収が相場とかけ離れているかどうか

私共人材紹介会社である転職エージェントには毎日転職希望者より、転職相談の面談に求職者の方が訪れてまいります。その際に一番のテーマとなるのはやはり年収となり、自分はどれだけもらえるのか?相場とはどのくらい乖離があるのか?もっと年収は上がるのか?といった相談がとても多く寄せられます。
これは転職サイトではある程度分かる事ではありますが、やはり一人一人年齢もキャリアもそして業界も異なりますので一概には言えませんので、転職エージェントのキャリアアドバイザーに確認をするのが一番早い回答を得られます。
一番困ってしまうケースは、外資系などで非常に相場より多くいただいている方で年収レンジを下げたくはないというご希望をお持ちの方で、何とか生活水準をキープしつつも妥協点はないかどうかを相談させて頂く場合です。しかしながら相場というのが年収にもありますので困難な転職活動が待ち受けてしまう事は間違いない状況となってしまいます。転職の際の希望年収はあまり高みを望みすぎて、希望のポジションや転職で解決したいことなどが後回しになってしまう事が往々にして存在しますので、それなりの希望設定をしておきたいところです。

年収はどのように決定するのか

大概の会社には就業規定や給与規定があり、そこに賃金テーブルが存在します。例えば技術系職種や事務系、営業系などでテーブルがあり、勤続年数や年齢そして役職に応じて賃金が決定していくケースがほとんどとなります。
転職者も年齢からある程度今在籍している方と同じ賃金テーブルに応じて年収が決定されていきます。
よく求人サイトや求人票に前職考慮の上応相談とありますが、多少かけ離れた年収の方を少し低い賃金テーブルでお迎えする場合に、調整給という制度を使って調整をしていく場合もあります、これが応相談となってきます。面接などで高評価を得ているが年収がマッチしないが、是非に入社していただきたいとの企業の意向が働く場合などに用いられます。転職エージェントを通じての年収交渉で賃金テーブルが書き換えられるわけではないのが実情です、いかに入社していただきたい人材であるか、そして他に行ってもらいたくないかという要素が若干の年収を上げるポイントとなってきます。これにはひとえに是非来てもらいたいとの高評価を得る必要があるのです。
最終的にはキャリアと面接でのアピールが重要となってきます、より良い条件を引き出すためにも面接ではしっかりと自分をアピールして、企業にも理解を求める事が重要となってきます。

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