中途採用面接におけるポイント
Category : 食品業界転職コラム 食品業界の転職/面接対策
転職活動においての最大の山場である面接。特に1次面接が最重要となります、食品業界の面接というよりかは一般的な採用における面接と基本事項は全く同じです。面接の基本は転職理由・志望動機・これまでの経歴の3つが重要となります。この3つのポイントをおさえて面接に臨むことが、内定を勝ち取るコツとなります。折角書類が通過したからには是非面接を通過させましょう。
開始5分で決まる
転職活動において中途採用面接の合否は実は”開始5分”でほぼ決まると言われております。
(研究DATAによれば開始5分の合否判断が面接終了後に逆転する確率はわずか15%だそうです。つまり、開始5分でOKとなれば終了時には85%の確率で合格となります)
※開始5分に一般的に質問されるのは以下の3つになります。
(1)「転職理由を教えてください」
(2)「志望動機を教えてください」
(3)「これまでのご経歴を教えてください」
上記3つの質問にしっかりと回答することができれば開始5分文字色時の印象は良いものとなると思われます。
上記3つを回答する際の注意点は以下になります。
(1)転職理由
◎面接官に「前向きな転職だ」と思ってもらえるようにあなたが今準備している
転職理由は後ろ向きに聞こえないでしょうか?
人は誰でも前向きな方を好みます。
転職を考えられているくらいですので現職(前職)への不満もあるかと思いますが、
愚痴に聞こえてしまっては面接では悪印象になります。
前向きでかつ誰が聞いても「それは辞めても仕方ない理由だ」と思っていただける
ように言葉を選んで回答しましょう。
(2)志望動機
◎面接官が「うん、それならうちで志望するのは当然だ」と思えるように
往々にして転職理由の裏返しになっているかと思います。その回答は誰が聞いても
「それなら当社を選ぶのは自然な流れだな」と思ってもらえる内容でしょうか?
取ってつけたような回答では、回答に対してさらに深く「それはなんで?」と
質問されて行くに従いボロが出ます。
ご自信の回答に対して「それはなんで?」
を5回繰り返してもしっかり説明できるくらい深く考えて準備してください。
(3)これまでの経歴
◎面接官が「その経験そのまま使ってもらえるかも」と期待するように
企業が中途採用者に期待するのは”即戦力性”です。
“即戦力”だからといって同業で働いている必要はありません。
これまでの経験業務の中で、事前に調べた応募企業の事業内容・業務内容から
勘案して、役に立ちそうな経験があればそれはアピールしてみてください。
例えば法人営業、それも高価な商品であれば、しっかりした提案力と決裁プロセスをひとつずつ進めていく段取り力などはどの企業でも共通して使えるスキルになります。
これまでの経歴をダラダラ話すのではなく、面接官が聞いたら「お、その経験いいね」と思ってもらえるようなポイントを強調して話せるように準備しましょう。
食品業界の転職における面接も特別な事はありません、基本を押さえておくことが重要となります。